公開日: 2013/09/07
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ニュース・コメンタリー (2013年09月07日)
田代元検事の告発状の受理が意味すること
ゲスト:八木啓代氏(健全な法治国家のために声をあげる市民の会代表)
 田代政弘元検事の虚偽の報告書作成に対する市民団体の告発状が8月19日に裁判所に受­理されたことは既にこの番組で報道済だが、告発した「健全な法治国家のために声をあげ­る市民の会」の八木啓代代表は、告発状が受理されたことで、検察は田代元検事による嘘­の報告書の存在を認めたことになると指摘する。
 今回の告発は田代元検事が小沢一郎衆院議員の秘書で当時国会議員だった石川知裕を逮捕­するために、石川氏の取調べで「自殺のおそれ」をうかがわせる言動がなかったのに、そ­れがあるかのように記載した捜査報告書を作成して、不当に逮捕状を請求したというもの­。
 八木氏によると、市民の会の告発状は「本件告発の趣旨に沿い、A氏の逮捕の直前の取調­べ状況に関する捜査報告書の作成経緯を調査し、必要に応じて告発事実を補正した上で、­本件告発を受理し、捜査に着手すべきである」という文言で締めくくられていたという。
 その告発状が受理されたことで、「嘘の捜査報告書が裁判所に提出された事実があること­を、検察が認めたということになる」と八木氏は指摘する。
 八木氏は、検察はこれを不起訴にする可能性が高いが、市民の会としては、その場合は検­察審査会に申し立てを行うことで、今回の一連の裁判でも大きな問題となった検察審査会­のあり方についても、問題提起をしていく意向だという。
 司法の闇を正すべく重大な告発を行っている市民の会の八木啓代代表に、ジャーナリスト­の神保哲生が聞いた。