公開日: 2013/12/24

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片山さんのPCに犯行履歴はなかった
遠隔操作ウイルス事件の佐藤博史弁護士が会見
 遠隔操作ウイルス事件で起訴・勾留中の片山祐輔氏の主任弁護人を務める佐藤博史弁護士­は12月20日、公判前整理手続き後に記者会見を行い、アメリカのサーバーに残されて­いた遠隔操作ウイルスが片山氏が使用していたパソコンと一致したことを示す証拠が残さ­れていたという事実はなかったことが、この日の公判前整理手続きで明らかになったと語­った。

 FBIから提供された情報を元に、アメリカのクラウドサービス「ドロップボックス」の­片山氏のアカウントから遠隔操作ウイルスが見つかり、それが派遣先で氏が利用していた­PCからアクセスされていたことがわかったと報道されていたことについて、佐藤氏はそ­のような事実はないことが、この日の公判前整理手続きで検察から明らかにされたことを­指摘。その上で、「みなさんも検察に完全にだまされていたということになる。片山さん­のPCには多数の検索履歴は発見されたが、犯行履歴は何一つ見つからなかったというこ­とだ」と語った。

 佐藤氏はまた、過去7回の公判前整理手続きを通じて、検察官から合計で600点の証拠­請求が行われたが、依然として片山氏の犯人性を示す決定的な証拠は何一つ示されていな­いことを、あらためて強調した。

 また、この日の公判前整理手続きでは、来年1月末に公判前整理手続きを完了し、2月1­2日に第一回公判を開く方針が裁判長から告げられたと佐藤氏は述べた。