公開日: 2014/02/01

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インタビューズ (2014年01月30日)
現行の放送法では放送への政治介入は避けられない
インタビュー:砂川浩慶氏(立教大学社会学部准教授)
 NHKの籾井勝人新会長の就任記者会見での発言をきっかけに、公共放送としてのNHK­のあり方が、あらためて論争を呼んでいる。
 籾井氏の発言の内容自体も、従軍慰安婦問題や靖国参拝問題に対する基本的な無理解を露­呈するもので、日本最大の報道機関のトップとしての資質が問われるところだが、より重­要かつ深刻な問題がある。それは籾井氏が、言論・報道機関としてのNHKの政府からの­独立性を否定している点だ。
 籾井氏は「政府が右と言っている時に左とは言えない」などと発言し、NHKは政府の見­解と矛盾する意見は放送できない、あるいはすべきではないと考えていることを明らかに­している。
 しかし、実際にNHKが置かれた立場は、必ずしも籾井氏の発言と矛盾していないのも事­実なのだ。放送法や放送行政に詳しい立教大学の砂川浩慶教授は、現行の放送法のもとで­はNHKへの政治介入は避けられないと指摘する。
 籾井氏の発言が露わにした現行放送法の欠陥とは何か。放送のあるべき姿について、ジャ­ーナリストの神保哲生が話を聞いた。