a1180_011202
正に真理だと感じました。
生命の医と生命の農を求めて より 抜粋

一切の命を、人間をも、そして大自然という高次元の生命すらも単なる物質とみなす唯物論。
「共存共栄」という生存の原理を錯覚して「生存競争」の中にのみ生存原理を見出そうとする「自我」中心主義。そして小さな能力にもかかわらず「偉大」「最上」と錯覚し、大自然の叡智と能力を無視して傲り昂る人間至上主義。この誤った原理の上に立った近代文明は生命無視の暴走をつづけた。それはただ殺すことと奪うことにのみ狂奔したのだ。
そしてついに「母なる大自然」に瀕死の重傷を負わせ、公害という恐るべき毒の洪水を生んで、自らその中に漂溺しようとしているのである。
「人間を高く高く超えた偉大な叡智と能力の実在」
それは古今東西を問わず偉大な人々の所信と叫びであった。
人間をふくめて地上のすべての生命は、「自然」という大生命に生かされた小さな生命であるという事実を、今一度謙虚に振り返ろうではないか。
同じ母なる大自然の子であると自覚から、「生かされ」、「生かし」、「また生かされる」という共存共栄の原理に立ち返ろうではないか。
大自然の深い愛情の中にありがたく生きさせてもらい、そしてまた、ありがたく死なせてもらう、この心で、今一度文明をつくり直そうではないか。
それは外形の破壊をいうのではない。心の革命をいうのである。
その時自ずから「生命の医」と「生命の農」が生かされ、「正しい生活」が現れて、「死の文明」は「生の文明」に転換するのである。