本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)
居住地域に基地がない方に、知って頂きたい内容です。
怒りがこみ上げ、悲しくなり、息苦しくなるかもしれません。
なぜ米軍は、自国ではできない危険なオスプレイの訓練を、
日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は、
日本国憲法の上位法としてあつかわれているのか?
実は基地問題だけでなく、原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、
現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが、在日米軍がもたらす
国内法の機能停止状態に起源をもっている。
ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は、さらなる闇に踏みこみ、
「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!

目次
PART1 日米地位協定Q&A(17問)

1: 日米地位協定って何ですか?
2: いつ、どのようにして結ばれたのですか?
3: 具体的に何が問題なのですか?
4: なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか? その法的根拠は何ですか?
5: 東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?
6: オスプレイはどこを飛ぶのですか? なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか?
また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?
7: ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?
8: どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?
9: 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?
10: 現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか?
11: 同じ敗戦国のドイツやイタリア、また準戦時国家である韓国などではどうなっているのですか?
12: 米軍はなぜイラクから戦後八年で撤退したのですか?
13: フィリピンが憲法改正で米軍を撤退させたというのは本当ですか?
ASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?
14: 日米地位協定がなぜ、原発再稼働問題や検察の調書ねつ造問題と関係があるのですか?
15: 日米合同委員会って何ですか?
16: 米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?
17: なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?

PART2 「日米地位協定の考え方」とは何か

資料編 「日米地位協定」全文と解説
〇日米地位協定 〇日米安保条約(新)

著者略歴  前泊 博盛 
1960年生まれ。 「琉球新報」論説委員長をへて、沖縄国際大学大学院教授。
2004年、「地位協定取材班」として、JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞、
石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞などを受賞。
著書に『沖縄と米軍基地』(角川書店)、『もっと知りたい!
本当の沖縄』(岩波書店)、『検証地位協定 日米不平等の源流』(共著、高文研)など。